はじめてのFLASH

文 InField


■はじめに
皆様、FLASHをご存知でしょうか?知らない方の為に軽く説明させて頂きます。
FLASHとはアニメーション製作ソフトです。絵をベクター形式で管理しているため、
拡大縮小に強く、ファイルサイズも小さくすることができます。そのためWebなどで広く使われています。

■とにかく使ってみようぜぇ
というわけでとにかく使ってみましょう。初心者でも安心。簡単。大丈夫。
とは言っても、FLASHを使うにはFLASHを手に入れなければいけません。
大抵、大手家電店に行けばおいてあると思います。
しかし通常版58000円、学生版12000円と結構値段が張るので最初は開発元のmacromediaのサイトや、
書籍などで手に入る体験版を使いましょう。
それではFLASHを起動してみましょう。ペンツールや円や四角形を描くツールなど、絵を描く部分はペイントソフトとほぼ同じです。
絵をさくっと描いて、さっそくアニメーションを作ってみましょう。
まずはタイムラインの任意のフレームを右クリック、そして「フレームの挿入」をクリックしてください。これでフレームが増えます。
続けて、同じフレームを右クリック、「モーショントゥーインの作成」をクリックして下さい。タイムラインの色が変わり、点線が表示されると思います。
そうしたら絵をドラッグして移動させてみてください。
ではムービープレビューで見てみましょう。
メニューの制御のところにあるムービープレビューをクリックすると、今作ったアニメーションを見ることが出来ます。
そのムービーが気に入ったらパブリッシュで書き出しましょう。
パブリッシュはメニューのファイルのところにあります。これを実行するとhtmlファイルとswfファイルができあがります。
できたhtmlを開いてみると、さきほど自分の作ったムービーが動き出すはずです。
これでいちおう完成です。

■もっといろいろ
ひとまずムービーは完成しましたが、ただ動くだけでは面白くありません。
というわけでいろいろと付け加えてみましょう。
さっき作ったムービーを拡大しながらフェードアウトさせるように変えてみることにします。
まず、最後のフレームをクリック。そして変形ツールで拡大してみましょう。
そしてプロパティのカラーのところでアルファを選び0%に設定して、プレビューしてみましょう。
拡大しながらフェードアウトしてるでしょう?
ムービーと言うからには無音では寂しいところです。BGMや効果音などもあると楽しくなるでしょう。
音を使うにはまず、グラフィックと音を同じレイヤーに置いておくのは、あとあと管理が面倒なので
タイムラインにある「レイヤーを追加」ボタンをクリックしてレイヤーを追加し、そこへ音を配置することにします。
まず、メニューのファイルから「読み込み」を選択し、音ファイルを読み込みます。
音を流したいフレームを右クリックして「キーフレームの挿入」をクリック。
そして、プロパティのサウンドから鳴らしたいファイルを選択します。これでOK。音付きのムービーの完成です。

■最後に
さて、FLASHの簡単なアニメーションの作り方を説明させていただきましたがいかがでしたか?
Webで見かけるFLASHも結構簡単に作れたりします。体験版も無料で手に入りますし、
ムービーを作るのは楽しいものです。これを機に、皆様もFLASHを始めていただければなと思います。