１００日日記

　　　　　　　　１００日　日記

おかともふみ

・基本情報処理技術者試験を申し込もう

　８月上旬、夏休みの第１回部会から帰るときに友達から、「申し込みした？」という
謎の言葉が聞こえてきました。詳しく聞くと今日までらしいです。ただいまの時間は、
２１時過ぎ！ネットで申し込みしなければと急いで帰宅。クレジットカードを探すため
に机の引き出しをひっくり返し発見し、なんとか残り時間９０分で申し込み完了。この
時初めてクレジットカードなるものを使い、このカードのありがたみを知りました。

・合宿だよ！全員集合

　９月上旬、恒例の合宿に参加しました。今年はなんといっても当大学所有の、いわゆ
るお国のものである浜見寮を乗っ取らないといけないくらいの参加人数で、２日目まで
は我らの独占領域になったわけです。そんな合宿の主な目的が技術の向上なのですが、
ゲーム機が散乱し、ノートとデスクを合わせ２０台近くのパソコンが集結すれば遊びま
くるわけです。良く言えば、後輩と先輩との親睦を深めるわけです。まぁこっちの方が
主たる目的だったりするわけなのです。しかし、今年は無駄に部屋が多く１年生が１部
屋に集中してしまったために、余り親睦は深めなかったようです。なんというか僕は僕
で、コンシューマーゲーム機が集まったゲーム部屋に常駐率９９％で過ごしていたので
親睦なんて深めていないのです。まぁ今年はこの部屋は人気なく、みんなパソコンのネ
ットゲームでお祭り騒ぎでした。

・さらば夏休み。試験覚えていますか？

　　１０月、夏休みも終わり後期が始まりました。そんな中、基本情報処理技術者試験の
受験票が届きました。なんですかこれは？じゃなくて忘れていました。そういえば８月
に参考書を６０ページくらい読んで止まっていたなぁとか思いながら、そそくさとゲー
ムを始めました。やっと１０月最初の日曜日に１００話以上あるＳ・ＲＰＧを終わらせ、
素敵な気分に浸りました。あぁ、今年の夏休みもゲームしたなぁ、８月上旬は大変だ
ったなぁ、１週間で某大作ＲＰＧⅣのＰＳ版クリアしたなぁとか思っていました。

・勉強して、試験を受けよう

　いつまでもそんな気分に浸っているわけにもいかず、溜まっているゲームを横目で見
ながら勉強を開始しました。大学受験中なみの勉強時間でした。まぁ受験しているとき
の勉強時間なんていうのは元から少なかったですが。参考書を読破し、予想問題集を解
きまくりました。問題集は３週目あたりになると、問題文を１行くらいみると記憶して
いるため答えられるようになって勉強になりませんでした。いやでも、ここまでの状況
までできるかは不安でした。始めた当初は、問題集は１回全部解ければいい方かな
とか思っていましたから。

・さあ、試験だ試験だ！

　１０月第３日曜日、今年の会誌には情報処理試験の座談会がありません。理由は編集
後記を読めばわかると思いますが、試験に何もないのは面白くないのでここで書いてい
ます。というか、この文章自体が裏編集後記みたいなものですしね。それはさておき、
試験を受けましたが、午後になると不思議と人がいなくなるものです。本気で受けてい
る人は総受験者数の３、４割といったところでしょうか。何にしても僕としては受かる
かどうかの微妙な結果を残して退散いたしたとさ。

・出すの遅いよ！何やってんの！

　１０月も終わる頃、上の方で書いた通りこれは裏編集後記なわけです。今年はみんな
出すのが遅くて遅くて、締め切りなんて破って当たり前なのさって感じです。さらに今
年の一年生の文章は１部に更正しなければいけない、若さゆえの過ちがありました。い
や、この文章もそうなんですけどね。しかし、１年生は出す人が少なくて少なくて、な
んていうか部員は増えているのに会誌のページ数は減りました。おかげで特殊な理由以
外で載せない人が出てくるなんてことはなかったのです。

・色塗りって意外と疲れるもん。

　夏休みを遊び、合宿中に先輩から「ドット絵、書いてみない？」と言われても無視し
続け今年もプー太郎で終わるのかと思いきや、先輩が書いたドット絵がとても素敵だっ
たので、変わりに色を塗ることを宣言いたしたのです。なんていうか、自分でどれくらい
できるかどうかわからないけど、この絵をゲームに使うのはプレイヤーさんが可哀想だし、
プログラマーさんも辛いだろうということで、僕は塗り絵師を宣言いたしたのです。宣言し
たのは試験の前で、試験問題に飽き飽きしていたときであり、一種の気の間違いであり、
その間違いは終わることはなかったのです。

・タブレットが動かないよ！お兄ちゃん

　色塗りも順調に進んでいたとある１０月の後半、挿し抜きを３０分くらいしないと反
応を見せなくなったタブ君がとうとう動かなくなりました。もしかするとまだ動くかもし
れないけど、３０分はもったいないのでマウス打ちに転職したのです。しかし、マウス
ってドット打つたびに、カチカチッってうるさいんじゃー。タブレットの凄さをこん
なところで身に沁みました。

・ぺんでゅらむって何語だっけ？

　色塗りという気の間違いをさらに加速させた気の間違いです。まるで加速装置って言
いながら奥歯をかみ締めた感じで調子に乗り、友人のゲームが未だに某先輩のドット絵
を使っていたので、「よーし、僕作っちゃうぞー。」とか言いながら作りました。当初は素敵
な女性キャラをパクってドットにしたのですが、確認したら全然違っていたので、こりゃいか
んと思い、ドットをリアルにしてみよう第３弾として、会誌の最初の方に乗っているキャラデ
ザを描いたのです。まぁ、あの釣竿はしならないとかつっこまれたりしましたが、ゲームは
竿を使ってないので気にしたらあかんのです。最初書いたドットは歩いていないし、上斜め
４５度しか投げるドッドしかなく色々と不具合が出て修正しました。「しゅーせいしてやる！」
などと気合を入れがんばりました。何にしても、リアルの色を塗っている時、タブレットがなく
てとんでもなく適当に塗りました。タブレットがあっても変化はそんなにないですけどね。もと
からまぁ下手ですから。
おまけ的な情報として、このキャラの名前は芭音歩璃琥というらしい。

・減色作業は終わりの近づき

　１１月上旬、ぺんでゅらむにずっと浮気をしていたわけでもなく、最初の仕事の色塗
りも順調に進み無事に終わったのです。先輩に絵を渡すと、「色減らしてね。」という言
語を放ったので、塗り初心者の私は理解できず、サークルの先輩の絵師様にいろいろ
聞いたのです。インデックスモードにすると、ファイル容量が３分の１になるのは衝撃の
事実であり、さらに、さまざまな手法を見せてもらい撃滅し、レベルの差というものを改め
て感じて抹殺されたのです。２５６色ってしゅごいね。それは置いといて、作業を始めまし
た。改めて自分が塗ったドット絵を見てみると、塗り始めのドット絵と最後の方のドット絵の
色の使い方がまったく違うのです。成長かしら？それにしても、最初のファイルの使った色
数は恐ろしく多くて失敗が目に見えてわかりました。カラーテーブルって便利です。２５６色
限界まで使ってドット絵を作ったらすごいだろうねとか思ってみたりしました。
（３Ｄから２Ｄにすれば簡単さ。Shadeが使えるようになりたい）

・文章は終わっても、開発は終わらない

　いいかげん文字打つのも疲れたのでもう終わらせますが、まだプログラマーさんたち
の戦いは終わっていません。いまだ自分で塗ったドットが動いているところは見た事が
ありません。こんな仕事をしたあとでいうのもなんですが絵は大変だね。もうこりごりだ
よ。来年こそはプログラムをしたいけど、来年の方が授業が大変だしね。どうしよう。ＯＳ
を３、４分で書き換えられるくらいの能力を持てるように遺伝子組み換えされれば可能か
しら。何にしても努力あるのみです。後退しないように。

裏タイトル　　　　編集作業とレポートの間の駆け抜けた日々　　