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ジャンル:
 落ちものパズル

制作期間:
 2003.6-

制作動機:
 ゲームのルールを考察する際、落ち物パズルゲームというものは考察すればするほど難しいと思われるジャンルのひとつだと思われる。
 落ち物パズルゲームでまず思い出されるのは「テトリス」((c)The Tetris Company)と「ぷよぷよ」((c)SEGA)でしょう。この2つのゲームは当に完成されたゲームであり、特にテトリスについてはセルごとに考えると「ブロックがある・ない」だけしかなく、(デザイン上着色はされているが)色を使った概念がないところが素晴らしい。そこで私もこの色を使った概念のないゲームを作ってみようと思った。

特徴:
 方眼用紙をずっと眺めていた所、その方眼用紙には2通りの使い方があることに気付いた。それは「セル」を使う方法と「罫線」を使う方法である。
 「テトリス」が「四角いブロックで線を作る」ゲームであるから、 そこですかさず「線で四角いブロックを作る」ゲームを作ろうと思った。 しかしゲームとして動くまで完成させた所、線で四角いブロックを 作るということは、まず底辺を作成し、次に側面を作成し、 最後に上面を置くという形になるのだが、落ち物ゲームの性質上、 操作するラインは上から降ってくるので、あらかじめ底辺が無いと 難しいということに気付き、ルールとしては現状のものを採用している。 現状については実際にゲームに触れてほしいが、 大まかに言うと「ラインで2×2以上の大きさのセルを囲むと その辺と中にある辺を一気に消す」というルールである。

今後の方向:
 遊べる状態にはなっているが開発すべき点はまだたくさん残っている。音周りがまだ整っていないので、開発よりも素材探しが現状では必要である。

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