-B.I.O.S-
[Black Iris of Sword]
by Nidhoggr
□■ゲーム概要■□
縦スクロール弾幕『吸収』STG 画面上やら下やら左やら右やら中央やら、様々なところから出現する敵を自機ショットで倒し、敵やらそうでないものが吐いてくる大量の弾を吸収したり避けたりボムで打ち消したりして、なんとか自機が撃破されないように進んでいくゲーム。 最大云百の弾が襲ってくるので、弾幕に拒否反応を覚える人は注意が必要。
■□制作動機□■
作ろうと思った理由は以下の三つ
1.弾幕病
弾幕病になったため(何
大学入ってから、とあるキッカケにより弾幕の魅力に取り付かれ、弾幕シューターを目指しながら、自分で弾幕を撒きたいと思った。
2.技術向上
ゲームプログラミングの能力が全く無かったので、ゲームプログラミング能力の向上の一環としてとりあえずゲームを一つ作ってみたかった。
3.X680x0同好会
ゲーム製作を日常活動としてるサークルに入ったわけだからなあ(笑
■□制作の指針■□
とりあえず目標としては『完成させること』だったが、折角ゲームを作っているんだから面白い方がいい。しかしそれを突き詰めると何かのパクリになるって言うのも嫌だったので、ところどころ参考にするところは参考にしながら、やはり独自のシステムを入れ、その上で面白いゲームにしようという方針を立てた。
■□主要なシステム□■
1.敵弾吸収システム
弾幕シューティングであるからには、敵が弾幕を吐いてきてそれに当らないようにするのが基本だが、ここは敢えて弾幕にあたりにいくシステムにしようと思った。 但し、『自機に弾があたったら吸収』ではゲームにならないので、ここは某横スクロールSTGのように、『自機のビットに当ったら吸収』とすることにした。
2.ボムエクステンド
これが独自システムだと思われる(微妙だが)
B.I.O.Sはスタート時、ボム0個で出撃する。「『ボム有り』って言ってて何だこの野郎」とか言われそうだが、説明はここから。
B.I.O.Sではボムがエクステンド、つまり何か条件を満たすとゲーム中に増える。ボムのエクステンド条件は、敵弾の吸収量になる。『敵弾を○○○個ゲッツしたらボムが一個増える』という感じ。敵弾を吸収すればするほどボムが増え、楽になる。
こうしておけば難易度がいくらでも上げられる(手抜き
但し、このゲームはあくまで吸収しまくることが前提なので、そんなにバンバンエクステンドしてもらっても困るわけなので、ボムエクステンドには制限が付いている。最終的にはコンフィグ等で最大5個程度までプレイヤーの変更が効くようにはするつもりだが、とりあえず最大3個エクステンドしたら、それ以降は基本的にエクステンドしない。
但しボムの数が最大値になっている間は、敵弾吸収時の点数が増加する。高いスコアを狙う場合はなるべく速くボムを最大値にして、その後も多くの敵弾を吸収することになるのだ。
更に、ボムエクステンドは最大値までいった場合。この状態でボムを使うとボムの数は1だけ減るが、ボムエクステンドのカウンタが0に戻る。
これはどういうことかというと、例えばボムが最大値の3だった場合、ボムを使ってボムの数は2になるが、ここから再び3増え、最大5個までもてるのだ。尚これは最大値になっていなくても同じことが起き、エクステンドカウンタはボムを使う度に0になる。つまりボムは使えば使うほど増え、楽になるのだ。但し当然ながらボムを使えば使うほど点数は低くなる。また、ミスをした場合はエクステンドカウンタは0になるが、ボムの所持数は変わらない。

話題は少し離れて、弾幕STGにおいて、ボムと点数アイテムというのは難易度やスコア稼ぎを考える場合に重要な位置を占めていると筆者は考える。というのは、ボムとは所謂緊急避難方法で、このボムが沢山あればあるほど初心者や、そんなに弾幕避けが上手くない人をクリアへと導き易くなる。逆にスコア稼ぎを主にしている人に対しては、何とかしてスコアを稼げないようにする、つまりスコア稼ぎをした場合の難易度を上げることが重要になる。

『初心者に優しく、上級者に厳しいゲーム』を考えた末がこの弾吸収&ボムエクステンドシステムである。ただ、敵弾吸収というシステムなので更に難易度の調整が必要だろう。
□■その他のシステム■□
1.パワーアップ無し
アイテム取ってパワーアップ、というシステムではないようにしたかったので廃止した。 このゲームは最初から最後まで自機のショットの威力がマックスパワーである。
2.武装切り替え
パワーアップが無いため、武装一個では面白くないので7つの武装を入れることにした。
3.低速ボタン
書く必要すらなさそうだが、最近の弾幕STGには必ずといっていいほど付いている低速機能をつけた。
■□最後に□■
まあこんな感じでもう出来たかのように語っているが、実のところ現時点で殆ど実装出来ていない。一応敵が出てきて、弾を吐いて、あたると死んで、こっちも弾吐けて、あたると敵が死ぬように出来てはいるが、それだけだ。やりたいことの90%は全く出来ていない。
調布祭にゲームが間に合うかどうか微妙である。間に合わなかったらまた来年・・・ということになりそうだが。
さて、このゲームだがx68の先輩が現在制作しているライブラリ『SGLib』を使用して作られている。筆者はヘタレプログラマ。否、ヒヨッコプログラマなので、DirectXもWindowsAPIも全く分からない。そのため素晴らしき先輩方が作ったライブラリを使わせてもらっているのである。って、別にDirectXが直叩き出来たからって一から作ったりもしないけど。筆者が現在弾幕撒くことが出来るのはSGLibのおかげです。ありがたう。

と、いうわけでこの場を借りて謝辞としておくのです。本当によかったのう。
以上、現在開発中のゲームについてだらだら述べてみた。といってもまだまだ語り尽くせないところがあるのだが(笑)
文責:Nidhoggr(ms@jom.ne.jp)
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