XFire(クロスファイアー)

                                                                                           和田 淳

 

*動作環境:

DirectXが入っているWindowsパソコン

ゲームパッド必須(2個〜4個)

CPU 800MHz以上推奨? (現在調査中)

 

 

*設定画面:

ゲームを立ち上げるとまず設定画面になります。

カーソルを方向キーで動かしてどの操作をどのボタンで行うかを決めます。

ボタンを押すとカーソルが指している操作がそのボタンに設定されます。

ただし、ボタン1〜7までしか使えません

シューター操作」と「照準操作」は右手の親指で同時に押しやすい別々のボタンに設定することをおすすめします。

シューター射出」と「一斉射撃」は左右の人差し指で押しやすい別々のボタンに設定することをおすすめします。

ボタン設定の下にある四角い枠を方向キー左右で操作して「参加」に合わせるとゲームに参加できます。

参加人数が2人以上ならプレイヤーのうちの一人が「設定終了」にカーソルを合わせてシューター操作ボタンを押すとタイトル画面に移行します。

「不参加」を選択すると勝数がリセットされるので注意してください。

 

     

 

 

*ゲームの始め方:

設定画面を終了するとタイトル画面になります。

カーソルを方向キーで動かして「スタート」でゲームを始めます。

シューター操作ボタン決定ボタンとなります。

また、「設定」でボタン設定および参加不参加の設定、勝数のリセットなどを行うことができます。

このゲームではボタン設定が非常に重要なので、ゲームを始める前に必ず正しく設定してください。

 

 

*形式:

2人〜4人で対戦するシューティングゲームです。

0番〜3番のゲームパッドがそれぞれに対応します。

ジェネレーターがシューターを射出し、シューターに弾を発射させて戦います。

自分のジェネレーターが弾に当たると負けになります。

自分のジェネレーターだけが最後に生き残れば勝ちです。

各プレイヤーのシューターは最大で64体まで画面に出すことができます。

 

 

*操作方法(キャラクターの移動):

移動には「平行移動」と「周回移動」の2種類があります。

画面の外に移動することはできません。

 

平行移動は、方向キーを押した方向に上下左右と斜めの8方向に移動します。

シューター操作ボタン照準操作ボタン押されていない状態では、ジェネレーターと照準が連動して動きます。

シューター操作ボタン照準操作ボタン両方押した状態では、照準とすべてのシューターが一斉に同じ動きをします。

平行移動だけでも充分戦えるので、慣れないうちはこちらを使うのが良いでしょう。

 

周回移動は、方向キーの下を押すと中心に近づき上を押すと遠ざかり右を押すと時計回り左を押すと反時計回りに回転します。

また、斜めを押すとそれらを組み合わせた動き(渦巻き)をします。

シューター操作ボタンだけを押した状態では、すべてのシューターが照準を中心として周回移動をします。

照準操作ボタンだけを押した状態では、照準がジェネレーターを中心として周回移動をします。

使いこなすには多少の練習が必要ですが、平行移動と違って位置関係が変化します。

 

 

 

*操作方法(射出と射撃):

シューター射出ボタンを押すと、ジェネレーターが近くにシューターを射出します(照準の方向に、およそ0.5秒おき)。

押しっぱなしにしている間はすべての味方と照準の移動速度が半分になりますが、0.5秒おきに押せば速度を維持しつつシューターを出せます。

敵の弾幕をかいくぐる時は低速の方がかわしやすい場合があります。

一斉射撃ボタンを押すと、すべてのシューターが照準に向けて弾を発射します(およそ2秒おき)。

 

 

*キャラクターが衝突した時の処理:

 ジェネレーター同士が衝突すると両方消滅します。

 そのとき、他にジェネレーターが残っていなければ引き分けになります。

 

 弾と弾はぶつからずにすり抜けます。

 

 シューター同士が衝突すると、敵味方関係なく両方消滅します。

 敵が味方の中に紛れ込んでいる場合はぶつけてしまうのが簡単です。

 また、味方同士でぶつからないように注意する必要があります。

 

 ジェネレーターに弾が当たるとジェネレーターが消滅し、負けになります。

 同時にその色の照準とシューターもすべて消滅します。

 弾には敵味方の区別が無いので、味方が撃った弾にも注意する必要があります。

 

 ジェネレーターとシューターが衝突すると、シューターのみ消滅します。

 つまり敵のシューターは体当たりでつぶすことができます。

 逆に味方はつぶさないように注意する必要があります。

 

 シューターに弾が当たるとシューターも弾も消滅します。

 陣形によっては味方誤射が多発して数で不利になることがあります。

 また、シューターはジェネレーターを守る盾としても使えます。

 

 

*アドバイス

遠距離戦では弾が届くのに時間がかかるので、狙いは多少不正確でも大量に弾を撃って敵を追い詰めた方が有利になります。

序盤はとにかくシューターを出しながら射撃して味方を増やしつつ敵を減らし、数で有利になったら大群で突撃して至近距離で止めを刺すのが基本戦術です。

接近戦では装填の隙が大きく響くので、弾を乱発せずに狙いを定めた方が有利です。

もし数で不利になっても、敵シューターを体当たりでつぶして挽回できます。

シューターは照準の方向に弾を撃つので、裏から回り込むと比較的安全につぶせます。

3人以上の対戦では誰を優先的に狙うかが重要になってきます。

一番勝数を稼いでいる人を先に倒せば首位を狙いやすくなります。

 

 

*雑文

去年の会誌では戦術シミュレーションを作っているなどと書いてしまいましたが、対戦シューティングになってしまいました。

ルールを単純にしすぎたのでひたすらシューターを生みつつ敵のジェネレーターに向けて撃ちまくるだけになってしまい、それは戦術シミュレーションとしてはイマイチであると考えたわけですが、もちろん戦術シミュレーションの処理を実装するのが面倒だったという理由もあります(ごめんなさい)。

 

 

*制作環境

コンパイラ:Borland C++ Compiler 5.5

ツール:SimpleX Library Ver1.66 final(みでぃ狂 氏)