まとめ
多くの壁から学んだことなどをまとめる。
自作を終えて
パソコンパーツはせいぜいメモリやHDDを多少触ったことのある程度だったので、すべてのパーツを自らの手で選び、触り、組み立てたのは非常に勉強になった。
一方、初めてで扱い方が分からないが故に悲惨な事故を起こし、脱力感に襲われたこともあった。
それらから学んだことなどを以下にまとめた。
  • 経験者のアドバイスをもらう。
  • ネットなどでトラブルシューティングを見る。
  • 無理矢理接続しない。無理矢理固定しない。
  • 一度パーツをすべての角度から眺める。
特に組み立てでは後者2つがかなり重要になる。パソコンパーツは型が合えばそれほど力強く固定しなくとも良いし、形や付属物の確認をすれば、無理矢理になる場合別の角度や向きで固定できないか検討できる。
開設を終えて
OSはtorrentでダウンロードし、DVD1枚に焼いて、インストールを行った。
インストールは半ばGUIだったのでしやすいと思ったが、ネットワーク関連の設定が入ったりして、なかなか思うように設定ができなかった。
ここではそれらの設定に必要な知識が欠けていたことが最も大きな問題だった。
それらから学んだことを以下にまとめた。
  • 何が分かっていないか自覚する。
  • てきとうな設定はせず、適当な設定ができるまで勉強する。
  • 必要な情報、値を予め入手しておく。
  • 何サーバが自分に必要か知る。
特にインターネットの仕組みに関する生半可な知識しか持っていないと、設定が一部不正確でインターネットにつなげないなど問題が発生することもあった。
GUIならまだしも、コマンドオンリーになるとそれがさらに顕著に出てくるため、用語や仕組みに対する適切な知識を入れる必要がある。
全体を通して
普段使うパソコンの解体だけでなく、組み立てて使える状態にまで持っていったことは、個人的に良い経験になった。いくら勉強しようとも、パーツがどの程度の力で入るかなどはやらないと分からない。
サーバの開設では、インターネットの仕組みやLinuxの中身や動作状況を少しでも把握できたことが非常に大きい。
書いたらいろいろ出てくるが、最後に一言述べるなら、これしかない。
何事も無理矢理はダメ
おまけ4:止められない逃げれない宣言
自作パソコンで自宅サーバを作るにあたり、先輩方からアドバイスをもらった。
それだけでも十分サーバを作るという宣言になるが、完成したらwikiのバックアップサーバに名乗り出たいとも宣言した。
宣言は万が一ズタボロに失敗しても、止められない逃げれない状況を作ってやれという気持ちで行った。実際ズタボロに失敗した時、あきらめるという選択肢がなかったので、その後の良い原動力になったと思う。
先輩方にはいろいろな面でお世話になりました。ありがとうございます。