ネタとの出会い
2009年9月12日 土曜日。ポケットモンスター金銀をプレイした全国のトレーナー達が待ちわびた日がやってきた。そう。ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバーの発売である。金銀発売から10年が経過したそうだが、今でも発売日前日に夜なかなか眠れなかったことや、祖父と買いに行き、ポケットピカチュウ金銀といっしょをつけて家に帰ったのは未だに覚えている。
話は変わり今年の会誌である。昨年は「自作パソコンで自宅サーバーを作ってみた」が、今年は何をするか。何か作りたいと思っているところに現れたのは『ポケウォーカー』。ハートゴールド、ソウルシルバーを買うともれなくついてくる万歩計だ。これを、自動で振らせる装置を作ろうか。
材料との出会い
いやしかし、重大な問題がある。材料だ。あまり加工する用具のない自分にとって、加工が容易なことは非常に重要なポイントである。小さいころよく遊んだレゴブロック等が家にあれば、すぐにパーツは作れるのだが、家や近くのおもちゃ屋に十分なレゴはない。
そんな時、調布PARCOにて、タイミング良くレゴの世界遺産展が行われた。このような展示会に、レゴブロックが置いてないわけがない。そう思い会場に足を運ぶと、確かにレゴブロックがそこで売られていた。
これでパーツはそろった。そう思われたが、最後に1つ問題があった。モーターである。今家にモーターはなく、レゴに結合できるモーターも持っていない。これではいくらなんでも装置を作ることはできない。
そう思っていた時頭の中に言葉が浮かんだ。
「モーターがないなら、作っちゃえよ。レゴで。」
こうして、モーターから作る自動でポケウォーカーを振る装置を作るプロジェクトが、開始された。