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X68ワード−電気通信大学X680x0同好会辞典−
X68ワード編纂委員会 編
- あ
- ウツダデイン【うつだでいん】
- 電気通信大学の通称である「電通大(デンツウダイ)」を並べ替えたもの。中に「鬱(ウツ)」及び某RPGにおける雷撃呪文系の接尾語である「デイン」という単語が含まれることから、危険な単語として忌み嫌われている。
- 絵師【えし】
- 絵を書く人物、即ちグラフィッカーのこと。現在同好会内での生息数が著しく低い。ゲームの見た目に大きく作用する役職のため、絵を書くことが出来る人物に対しての敬意と畏怖の念が込められている。
関連用語「音師」
- AKF【えーけーえふ】
- もともとは同好会所属のプログラマ、「あかねファン」の略称であるが、同じくプログラマで、3年後輩の「のじゃ」が製作中の二次創作ゲーム「えあかのファイター(仮)」の略称が同一のものになると判明、現在もあかねファンがのじゃに対して抗議中である。
関連用語「耳」
- 音師【おとし】
- 絵師に対し、サウンドクリエイターに用いられる名称。主にMIDIによる作曲を担当、ゲームの雰囲気を左右する重要な役職。絵師同様プログラマたちから引っ張りダコである。
関連用語「絵師」
- おやつ【おやつ】
- 部会終了後、居残り組が空腹を紛らわせるために食べるもの。大学生協で購入したものが多いが、怪しげな外国産菓子類を持参する者もおり、割と評判も良い。なお、これに対し過剰反応を示す者もいるため、争奪戦と化すこともしばしばある。
関連用語「部会」
- か
- 学発【がくはつ】
- 「学術研究発表会」の略。理工系大学サークルが一堂に会して様々な発表を行い、お互いに交流を深めることを目的とした組織。昨年からこの同好会も参加している。ちなみに、昨年は発表の会場が某電気街に近かったため行方不明者が続出したり、近所の飲食店の「八宝菜千円」「伝票に『A』」に圧倒されたりと、忘れたくても忘れられないイベントとなった。
- Clacla【くらくら】
- 同好会が所有するワークステーションマシンの名称で、「Client」に由来する。通称「くら」。今年、合宿のマシン生成講座で1年生の手により組み上げられた。いわゆる「最近のPC」的な性能を持っているため、開発からゲームまで、さまざまな用途で幅広く活躍している。一時期、「某二次創作ゲーム製作所の最新ゲームを動かすために作られた」というとんでもない誤解を被ったことがある。スペック:Duron 850MHz/RAM128MB/VRAM16MB(nVIDIA GeForce2MX400)/HDD30GB/ATX(KT133)。
関連用語「Pichipichi、浜見合宿、部室、Wakwak」
- コアダンプ【こあだんぷ】
- 何かを吐き出すこと。精神的な用法が多く、強烈な衝撃を受けたときに「口からコアダンプを吐く」などと用いる。飲み会の後に物理的コアダンプをする者もいる。本来はプログラムが異常終了した際に、メモリの内容がファイル化されることを指す。
関連用語「見本誌、ベンゼン」
- 香ばしい【こうばしい】
- 何らかの原因により通電中の電子機器が破壊し過熱や燃焼などによる芳香やそれを伴う煙が発生している様。不具合や定格外動作によりこの状態に陥ることが多いが、原因を故意につくり出し香ばしく焼きあげる場合も稀に見られる。
関連用語「ハード班」
- 御神体【ごしんたい】
- シャープ社製パーソナルコンピュータ、X68000及びX68030シリーズを指す。既に生産は終了しているが、その画期的なフォルムとゲームに特化した性能のため、現在でも愛好者が少なくない。この同好会の名称もここに由来するが、つい最近まで同好会内に保有者がいなかったため、改名案まで出たほどである。現在はX68000CompactとX68000PROを同好会として安置している。
関連用語「部室、ろっぱ」
- さ
- SIMM【しむ】
- メモリの一種で、「Single Inline Memory Module」の略。旧式のマシンに多く、同容量のものを二枚一組にして使用するのが特徴。「SIMMホルダー」と呼ばれるアクセサリなどに利用する。また、大量に集めると、それ自体が「SIMMシティー」なるオブジェと化す。
関連用語「ジャンク山、ハード班、SPARC Station」
- ジャンク山【じゃんくやま】
- 電通大内にある粗大ゴミ置き場で、そのゴミの多くが産業廃棄物に属する。まだまだ使用可能なものも多く、学生たちが各々回収していくというサイクルが成り立っている。
関連用語「ハード班、SIMM、SPARC Station、フィロソマ」
- 新世紀ろっぱ道【しんせいきろっぱどう】
- 同好会部室にある、会員用コミュニケーションノート。しかし会員間の連絡や部会の内容報告などは専らWEB上の掲示板で行われるため利用者はほとんど限られ、書きこみ内容も他愛も無い戯言が多い。
関連用語「部室、ろっぱ」
- SPARC Station【すぱーくすてーしょん】
- SUN Microsystems製の小型ワークステーションマシン。研究室などに配備されていたが、高性能機の導入などにより次々と廃棄されている。SIMM採取やケースを収納具として使用する。大量に集めることにより、「SUNフィールド」「SUNタワー」を構築することが可能。
関連用語「ジャンク山、SIMM」
- スマイルの刑【すまいるのけい】
- 同好会に代々伝わる刑罰の一つ。電通大そばの「南食」と呼ばれる某ファーストフード店にてスマイル(0円)を注文しなければならない。主に果たすべき役職を果たさなかったときの脅し文句として用いられ、その重要度に応じて「百個」「お持ち帰り」などのオプションが付く。
関連用語「4M円」
- は
- ハード班【はーどはん】
- 本来ソフトウェア系のサークルであるこの同好会で、ハードウェア関係の活動をも行う者たちのことを指す。先日部室内に持ち込まれた半田ゴテの影響もあり、活動はさらに拡大するものと思われる。なお、この集団の発足には某工学系サークルにも所属している同好会会計兼部室管理者兼Clacla管理者兼Wakwak管理者「Rex et Imperator」の存在が深く関わっている。
関連用語「香ばしい、SIMM、ジャンク山、SPARC Station」
- 浜見合宿【はまみがっしゅく】
- 昨年から夏季休業を利用し、大学付属施設の「浜見寮」にて行われている合宿。新入生に技術を教えるのが目的で、今年はマシンを一台組み上げるなど、新入生との親睦を深める良い行事となったようである。
関連用語「Clacla」
- Pichipichi【ぴちぴち】
- 同好会が所有するサーバマシンの名称。通称「ぴち」。RedHat Linuxで動作し、ルータ、WWWサーバ、部室内ファイルサーバの3大役職をこなしている。設置当初はいろいろトラブルがあり胡散臭さを漂わせていたが、その後はその安定性とともに不動の地位を築いており、縁の下の力持ち的な存在である。スペック:MMX Pentium 200MHz/RAM64MB/HDD20GB/AT。名称の由来は、サーバ→鯖→活きの良い鯖→ピチピチ。また余談だが、ファイルサーバの名称は「Gnomba」に倣い「Pichimba」という。
関連用語「Clacla、部室、Wakwak」
- 100トン【ひゃくとん】
- 牛丼百円引き豚汁付きの意。電通大付近の牛丼専門店で行われていたサービスだが、現在は牛丼戦争で牛丼の定価が下がったためこのサービスは行われていない。
- フィロソマ【ふぃろそま】
- 自然界において「分解者」と呼ばれる微生物及び微小節足動物類(主にダニ類、シロアリ類)を指す。木製製品、パーティクルボードなどが濡れて高温多湿状態になると大量に発生する。某シューティングゲームに由来する。
関連用語「ジャンク山」
- 部会【ぶかい】
- 同好会の意思決定機関。会員全員出席が原則で部室には入りきらないため、大学の講義室などを利用して行われる。が、むしろ重要なのは終了後で、ここから様々なアイデアが創造される。なお、「同好会」なのに「部会」と呼ぶのは他に適切な単語が見つからないからである。
関連用語「おやつ」
- 部室【ぶしつ】
- 昨年やっとのことでサークル会館内に確保した同好会会員の共有空間。新世紀ろっぱ道及びClacla、Pichipichi、Wakwakもここに設置されており、御神体安置の場でもある。。主にゲーム開発、会員たちの談話などに使われるが、全体に対する利用率が低く、また面積が著しく小さいため5、6人入ると身動きが取れなくなる。なお、「同好会」なのに「部室」と呼ぶのは他に適切な単語が見つからないからである。
関連用語「Clacla、御神体、新世紀ろっぱ道、Pichipichi、Wakwak」
- 部長【ぶちょう】
- 本来は「会長」と呼ばれるべき同好会の代表。総てにおいて最終的責任を負うため、その権限も大きい。時に「総統」と呼ばれることもある。
- プロジェクトピカチュウ【ぷろじぇくとぴかちゅう】
- 一昨年、新入生を中心に発足したRPG製作プロジェクト。残念ながら諸所の事情により、完成の日を見ることは無く凍結された。今もこの単語を出すことは憚られており、ゲーム製作の大変さを証明する歴史的証拠となっている。
- ベンゼン【べんぜん】
- 6角形のこと。ベンゼン分子の形状から。某3D格闘ゲームのキャラクターの耳の形状は、ポリゴン数が少なく6角形に見えるため「ベンゼン耳」と呼ばれるが、この話をするとコアダンプする者も少なくない。なお電通大にある通称「ベンゼン池」は、雨が降ろうが日照りが続こうが一切水位が変わらない不思議な貯水槽で、地下に何か在るのではという噂が絶えない。
関連用語「コアダンプ、ポリポリ、耳」
- ポリポリ【ぽりぽり】
- ポリゴンを用いること、またはその様。近年の3Dポリゴン全盛文化(特に欧米のそれ)を蔑んだり、下手なモデリングを嘲笑したりする意味合いが含まれていることが多い。「ポリポリする」「ポリポリしている」といった形で用いられる。
関連用語「ベンゼン」
- ま
- 見本誌【みほんし】
- 出版者からプログラム掲載の証拠及び感謝の意としてプログラマに配送される雑誌。編集者の「特集のネタ及び大量収録の穴埋め」と、プログラマの「自身の宣伝及び雑誌の無料配送」という利害が一致した果ての産物。まれに「プレイヤーが戦闘機に化ける」「謎のヘッダ『羅』」などの致命的な誤植が起こり、作者の口から魂が抜けたりコアダンプしたりすることもある。
関連用語「コアダンプ」
- 耳【みみ】
- 同好会を二分する勢力、いわゆる「獣人」の特徴の決定的相違点で一方で猫耳、もう一方で兎耳を意味する。WEB上においては猫耳が圧倒的な勢力を誇っており、兎耳派はこの状況を憂いつつ勢力拡大を狙っている。
関連用語「AKF、ベンゼン」
- や
- 4M円【よんめがえん】
- 最近になって頭角を現した刑罰の一つ。「1M=1,000,000または1,048,576」が表す通り、一般人がぽんと出せる金額ではない。とんでもないことをやらかすと脅し文句として請求される金額。同好会会計の「会費2乗」発言が起源。
関連用語「スマイルの刑」
- ら
- ろっぱ【ろっぱ】
- 同好会の愛称。時にX680x0本体を指すこともある。「ぺけろっぱ」ともいう。
関連用語「御神体、新世紀ろっぱ道、68通信」
- 68通信【ろっぱつうしん】
- 年一回発行される同好会の機関誌で、大学祭にて一般配布される。内容はゲーム製作に関する事柄をはじめ、資格試験の体験談や、ゲームの批評、怪文書など。例年締め切りが守られないため、「書いて下さい、書きましょう、書こう、書いて、書け」の五段活用が定着している。
関連用語「ろっぱ」
- わ
- Wakwak【わくわく】
- 同好会が所有するワークステーションマシンの名称で、「Workstation」に由来する。通称「わく」。中古品を格安で譲り受けたもので、当初はワークステーションとして活躍したが、Claclaの登場によりワークステーションとしての存在意義が薄れ、近頃はむしろその「そこそこのスペック」を利用した自作ソフトのテストなどに利用されている。スペック:PentiumII 300MHz/RAM64MB/VRAM2MB(nVIDIA Riva128)/HDD4GB/NEC PC-98NX ValueStar-NXシリーズ。
関連用語「Clacla、Pichipichi、部室」
Special Thanks(敬称略):
あかねファン、KGR、
root@pichipichi、N$、
HRYKY、猫森 皐、
泰統総蒔、招悠、高見の一人芝居、
TIMA
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