2.3、ドット打ち
ではここからカンジンのドット打ちに入ります。
のじゃのオススメツールはD−Pixedです(フォトショップなども多いようです)。基本的な機能はそろってますし、レイヤもあれば右クリックがスポイトなのも便利というスグレモノです。ただし、範囲選択後ちょっと他をいじって選択解除すると変なところにコピーされたり、アンドゥーが1回しかできなかったり、表示の拡大縮小のときに迷子になったりしますが(えー)。あやしく思ったら即アンドゥー、保存する前に必ず変なことになってないか確認、の2つに気をつければ多分平気(?)なはずです。
イヤ正直な話、他のツールはあまり使ったこともないとゆーだけなのですがー(えー)。Windowsのペイント?あんなのでドット打ちなんて物理的にムリですYO。
というわけでD-Pixedを使うことを前提に話を進めていこうと思います。もちろん他のツールでも大した違いはないハズなのでご安心を。
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まず、表示倍率を700〜900%程度にしましょう。目安としては、ディスプレイに顔を近づけなくても1ドットを判別できるくらい、です。
あと、1ドットづつ打つツールで描くか、直線を描くツールで描くかという問題ですが、のじゃは前者がオススメです、直線ツールではドラッグ&ドロップで線が描かれるので、これでは自由曲線が描けなくなってしまうのです(もちろん、時には直線も使いますが)
また、背景色は原色(緑が多い?)になっていることが多いのですが、それだと目が変になるので明度・彩度を落としましょう。
準備が出来たらドット打ち開始です。
ドット打ちはペン入れと同じく基本的には手前側から行います。これも描きやすい所から描いていって重なってるところだけ手前からでも平気です。
まず、各パーツごとに 塗りつぶし→影付け と行っていきます(左図参照)。塗りつぶしでは、そのパーツをフチまできちんと色を塗り、輪郭をはっきりとさせます。直線的なパーツを描くときには直線ツールを使ってもよいのですが、できればそうせず、自由曲線を使って調節した方がよい感じが出ます(特にソデやズボンなど)。
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影は、手や足など細いパーツなら光源の反対側で2〜3ドット程度、その直交方向にはその半分くらい、体など大きめのパーツにはもう少し幅を広めにします。
色は元の色と比べて明度を−5〜15くらい、彩度を+5〜10くらいがよさげです(色相などによっても変化するので参考程度にしてください)。ただし、これはかなり淡目なので、もう少し変化させた方がよいかもしれません。
なお、体などの場合はそのパーツの曲線を意識してつけましょう(右上図参照)
ちなみに、体などに影をつける場合で、ほとんどが影になってしまうような場合には、影の色で塗っておいてそこに普通の色を塗る、とした方が楽ですし、何よりきれいです。
あと頭ですが、はっきりいって下描きは参考程度として、全部描き直す方がいいです。髪の毛や表情など、頭は他のパーツと比べて細かく描き込まなければならないので、取り込んだ物を直すのには難しいものがあるのです。
具体的な手順は右図の通り、
1、かたちを整えおおざっぱに色分けする。
2、髪の毛を描く(この辺ははっきり言ってしまうとてきとーです)
まぁ、出来るだけそれっぽく見えるように調整してください。
3、目や口をかいて終了。
ちなみに口は描く位置や大きさによって表情が大幅に変化します。
事実上数パターンしかないのでこだわってみましょう。
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