※原材料名 :論旨(主観、経験、偏見、懐剣)、オブラート(遺伝子組替えでない)、香料、色素 ※用量・用法:毎蝕後に気が向けば適量 ※賞味期限 :非表示にする ※保存場所 :幼児の手の届かない冷暗所に保存しても構いません。 |
PL: | ゲームを遊ぶプレイヤー、セッションへの参加者のこと。 |
PC: | プレイヤーキャラクターの略号。PLが専属して操作する(=憑依する)ゲーム中の登場人物。PLのつかないキャラは「NPC」と呼ぶ。いずれもパソコンではない。 |
GM: | ゲームマスター。シナリオを用意してPLに対応し、PC及びNPCを管理し、シナリオを進行させる係。そのセッションにおける神様。場合によって人だったり機械だったりする。 |
RPG: | Role Playing Game(役割演技遊戯)。PLが各PCの役割を演技し、GMの提示するシナリオ上で活躍を疑似体験するゲーム。心理療法としても注目されているらしい。GMを人間が担当し、ダイスやカード等の乱数発生器でゲーム性を持たせつつ対話によって進行させるものを、特にテーブルトークRPG(TRPG)と呼ぶ。 |
RPG(R): | 登録商標「RPG」。某社が商標化してしまった、コンピュータゲームジャンルの一形態。主に一本道シナリオを既定キャラで進行させる、ザコ虐殺系おつかいゲーム。 |
当然の事ながら、現実の全てを忠実に再現するルール作成は不可能です。なので、リアル指向システムであっても妥協は必要です。どこまで突き詰めるか、またどこまでは「やりたくない」かは企画者の趣味とも言えます。──戦闘の結果、その場に何本の指が転がってるかなんて、ルール化したくないでしょう? |
著者はコンピュータRPGによく見られる「主人公は、常人が100回死んでお釣りがくるダメージを受けても平気で生きてる」様子に大きな違和感を感じているのですが、ゲーム世界において見栄えを取るかリアルさを取るか、というトレードオフについては全て企画とゲームデザイナーの意向に拠ることとなります。どちらが重視されるべきとは言いませんが、ここで決定した方向性は最後まで貫くべきでしょう。 |
あらゆる状況に対してルールを作っていくのは大変な労力が要求されます。ですから、ある程度法則性を持たせて「ルールを状況に対応させる」ように応用をきかせるのも一つの有効な手段です。プレイヤーもその方が覚え易いでしょう。 |