自作PC講座2005 in 浜見寮 文責:30-50-80(http://3580.net) |
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1 自作PCに必要な構成(実際に講座で購入したパーツ)
2 マザーボード
要するにベースとなる基盤です。ぶっちゃけこれが決まればあとは流れで他のパーツも決まってしまいます。逆に言えば、他のパーツでこれ使いたいとなったらそれに対応するマザーボードじゃなきゃダメってことです。いろんなメーカーが作っていますので、種類は豊富ですが大体内容は似てます。でも聞いたことが全然ないようなメーカーはやめたほうがいいです。値段は8k〜50k\。思いっきり変態なものを組みたいわけではないのならば、見るべき点は大体次のところでしょう。
・対応するCPUソケット(Socket939とかLGA775とか)と、FSB(1000とか800とか)
・対応するメモリタイプ(いまだとDDRかDDR2か。現段階だとIntelはDDRorDDR2,AMDはDDRのみ)
・ついてるPCI-EXとか、AGPとか(ビデオカード他がささる)
・LANがついてるとかサウンドカード内蔵とかビデオカード内蔵してるとか
・シリアルATA対応かパラレルATAのみか(ドライブ類の接続に関わってくる)
・マザーボードのチップにFANがついているかどうか
・(コンデンサのメーカ(あんまりひどいといろいろ問題起こす))
3 CPU 要するにわんこそばのそばを盛る人です。主にAthlon系とPentium系にわかれます。ペンティアム系だったらPen4あたりがよさそうです。正直、マザーボードのCPUソケットでどれになるかはほぼ決まっているので、あとは数字と値段を見比べて考えてください。値段は最近のなら9k〜100k\。
いまだとこんな感じ。すこし経つといろいろ出てきそう。
ソケット CPU
・LGA775 PentiumD,Pentium4
・Socket478 Pentium4,CeleronD
・Socket479 PentiumM
・Socket939 Athlon64
・Socket754 Athlon64,Sempron
・SocketA AthlonXP,Sempron(ほぼ死滅)
4 メモリ 要するにわんこそばのそばを受ける皿です。大抵はDIMMなのでDDRとか書いてある奴でいいのですが、ほかにPC3200とかCL3とか書いてあります。PCうんたらは高いほうが、CLは小さいほうがいいらしい。でもこれもマザーボードやCPUに対応してないといけないらしいです。でも、メモリで一番重要なのはメーカー。ノーブランドだったりすると相性で動いてくれないとか普通に起こりうるので、そこそこ名前の知れたメーカーのものを買うか、店のメモリの相性保険を使うべし。値段は512MBで6k\くらい。
5 ビデオカード 要するに凄い3Dを表示するためにがんばる人です。主にGeForce系とRadeon系にわかれて、それぞれメーカーがたくさんあります。最近ではビデオカードのスロットにPCI−EXなるものができて、今までのAGPと全く別物ですので、マザーボードがどっちを採用しているかちゃんと見て選びましょう。また、ビデオカード自体にごっついファンがついていたりクーラーのみだったりしますが、これは静音か冷却重視かなので、ファンが出かければ物理的にケースに入るか、クーラーのみならケースがしっかり耐熱構造ができているかなども考えましょう。さらに、ビデオカード自体にはVRAMっていうビデオカード用メモリが内蔵されています。でかければでかいほどいいです。※実はされてなくて、メインメモリからパクってくるのもあります。6200TCとかX300SEとか。でかければでかいほどいいです。最近だと256MBとか。値段はゲームしないなら5k\、するなら10k〜50k\、3D描画をしっかり行うものならそれこそ際限なし。100k\とか200k\とか。
6 OS LinuxとWindowsとありますが、用途がはっきりしていないのであれば、WindowsXP買っといたほうがいいと思います。HomeとProとありますが、ProじゃないとPentium4のHTが機能しなかったりとかいくつか制限あったりするんで、そこら辺はお財布と動作内容と確認してください。ちなみに64bit版はまだドライバとかそろってないようでアレらしい。あとMediaCenterEditionはPro+αなのにProより安いという変態さんなんでいまさらProを買うこともないと思われ。よく他の商品とセットのバンドル版とかもあるので、それもいいかも。
7 ハードディスク 要するにわんこそばのそばが入ってる舟です。そこそこメーカーがあります。これとマザーボードに接続するためのケーブルが2種類あって、シリアルATA(SATA)かパラレルATA(PATA)のどっちかになります。SATAならマザーボードがSATAに対応してるか注意。また、OSインストール時にSATAのHDDならFDDドライブが必要になるので注意。ちなみにどのマザボでもPATAはついてます。値段は160GBで9k\とか。2台使ってRAIDとかありますが、素人にはお勧めできません。
8 CD・DVDドライブ 1台は必要ですが、どれにするかは趣味でどうぞ。DVDが焼ける奴なら大体5k\〜。DVDは結構規格がばらばらだけど、全部焼けるのとかあるんで。
9 FDDドライブ インストール時だけ必要になるかもという代物。かわなくてもいいかも。大体300〜1k\。
10 ケース 意外とこれが悩めます。主に注目すべきところは、排熱がちゃんとできてるかとかケース自体十分に大きいかとかUSBポートが前面にちゃんとあるかとかデザインがかっこいいとか電源もセットで売っているとかいろいろとあります。妙に安いものは結構危険だったり。ひどいものだとうまくはまらなかったり、手を切ったりします。セットの電源は安物は期待しないほうがいいです。大体5k〜100k\。
11 電源 自作PCでなんか壊れたら一番最初に疑われるもの。壊れやすいです。悪いものを買うと、電源が故障する瞬間に他のものを巻き添えにする可能性があったりして結構怖い。また、PCの構成によっては出力もちゃんと考えてあげないとダメ。400wが平均的か。大体2k〜50k\。まぁ10kくらいのを買えば大丈夫かと。
12 モニタ 画面です。液晶でも大画面でもなんなりとどうぞ。中古なら1k\とかだし、すごければ720k\とか。ただモニタは一番長く使うんで、一番金をかけたほうがいいです。IOとかは論外。NanaoかMitsubishiかSamsongくらいが妥当か?同じメーカでも、廉価版と高いのでは採用してるパネルのメーカが違うので見栄えが変わってくる。よく光って見える、グレアパネルっていうのはシートのようなもの張って光らせてるので、目によくないらしい(以上液晶メーカに勤めてる社員談)。
13 キーボード・マウス・スピーカー まぁがんばれ。100\とかからあります。ちなみにクリエータにとっては一番重要なとこだったりする。
14 プラスドライバー 柄の長いやつがあると楽です。600円くらい。ドライバーに磁力があるとねじが拾えていいんだけど、その磁力のせいでマザーボードとかによくないっぽい。
15 その他注意事項 玄人志向ブランドは基本的にサポートがないんで安いというだけで選ばないほうがよい。それぞれのパーツが本当に対応するかどうか怪しくなったら、まずはマザーボードの性能を調べておいてこれは大丈夫かどうかを店員さんに聞くといいかも。どんな商品があるかどうかというのは、例えば価格.comとか、各お店のWEBサイトなどを利用するととってもよい。スペックとかもそこそこ表示されますし。
16 留意すること 価格だけでいったら、はっきり言ってDelのマシン買ったほうが安くつきますしサポートもつきます。ただDellのマシンだといろいろ拡張性悪かったりするんで、そういうときのための自作です。ただ単に動くものがほしいのなら、同スペックでDellとかのメーカがいくらで売ってるか見たほうがいいかと思います。あとはブラウザで調べる癖を付けること。Googleとか、Ctrl+Fとか。
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