ゲームボーイミクロ発売記念!
SFC版パイロットウィングス特集!!
By. Brian(3H 成田)

   (注意) パイロットウィングスがGBAでリメイクされるわけではありません。
        ちょっと言ってみただけです。


1.パイロットウィングスとは?
 いわゆるフライトシミュレーションゲーム。(1990.12.21発売 任天堂) SFCのウリであった拡大・縮小をフルに用いている作品。飛行機、スカイダイビング、ロケットベルト、ハンググライダーの計4種目のスカイスポーツを楽しむことが出来る。各フライトエリア(ステージ)で規定の合格基準を超えれば、ステージクリアといった形式。パッケージも落ち着いた感じで、子供と言うよりはお父さん向けといったものです。
 そのため、発売当時の幼かった私には「マリオワールドすげぇー!」と、まったく視界に入っていませんでした。マリオ熱もすっかり冷めた頃、友人宅でこのゲームに出会い、「パイロットウィングスすげぇー!」 おもわず借りて帰りました。


2.ゲーム内容
 各ステージにはそれぞれ教官がいます。が、みんな弱者には鬼教官。ある意味塊魂クラス。失敗する毎にそれぞれ好き勝手な文句を言ってきます。
 そのうえこのゲーム、恐ろしく難しい。個人的にはエースコンバットの最高難度がまるでゴミのようです。まぁ飛行機だけじゃないけど。だが、それがいい。
 その頃の私には、こういったフライトシミュレータ自体が未体験のジャンルだったこともあり、教官の文句も特に気になりませんでした。ともかく、個人的にこのゲームは大ヒットしました。世間的にはあまりヒットしなかったみたいですけど。パッケージ、内容ともに、ゴルフのような大人の雰囲気で、この難度。「子供に買ってあげたSFCでお父さんがちょっとプレイする」ような状況を狙ったのならこの難度はちょっとミスマッチだったかと思います。

 さて、これだけではよくわからないと思うのでゲームの詳しい紹介を。

 ・飛行機
これは指定されたリングなどを通ってを離着陸するだけ。今ではオーソドックスな感じです。でも一発で無事着陸できる人はまず居ないかも。
 ・パラシュート
比較的わかりやすく、点数も稼ぎやすい種目。指定されたリングを通り落下、ターゲットに着陸する。普通に飛ぶのに飽きたらパラシュートを開かないで落下することも可能。点数はもらえないですけど。
 ・ハンググライダー
まず、よくわからない。白い煙が上昇気流らしい。高度の調節が難しい。そのうえ着陸時にどうすればいいかやっぱりわからない。タイトルのデモ画面でなんとなくわかるけど全然思うようにいかない。個人的に最難関。

 ・ロケットベルト
めっちゃ楽しい。最近だと実際にコレで飛んでる人をTVで見かけますね。出力強・弱を上手く使って空を自由に飛べます。バルーンファイト※1 の操作感にかなり似ています。っていうかコレ、三次元バルーンファイト。

 また、パラシュートとロケットベルトは動いているターゲットに、ハンググライダーは海上にあるターゲットに着陸すると、ボーナスステージに行くことができます。100点+αがもらえるため、是非ともいずれかの種目で、ボーナスステージに行っておきたいところです。 種目よって内容が変化し、ペンギンを東京タワーくらいの高さからプールに飛び込ませたり、ペリカンをひたすら飛ばせたりと、なんだか任天堂らしい?内容となっています。

 と、以上です。隠しステージを除けば。いや、別に隠されてないけど。頑張って順当にクリアしていくと、教官がやっぱり好き勝手なことを言って不思議なステージに連れて行ってくれます。
OPのさわやかな「フライトクラブ入会案内」からココまで話がすっ飛ぶとは誰も予想しなかったと思います。正直DQ3でバラモスを倒したときくらいビックリしました。
 そんな無茶な要求にもめげずに頑張っていくと、感動のエンディング。私はクリアするのに2年くらい掛かった気がします。で、何のゲームだったか忘れさせてくれるくらいカッコイイものになっています。宮本茂さん、あなたすごいよっ!


3.攻略法
 とにかく練習あるのみかと。自分の持っている、受けるベクトルを意識して操作すると幾分か上手くいくのではないでしょうか。ただ、後半ステージををまともにクリアするのは正直かなり難易度が高いかと思います。なので、上にも書いたようにボーナスステージで100点+αを狙うことがクリアへの最短ルートでしょう。1種目目でボーナスステージを狙い、失敗したらやり直し。次に苦手な種目。で、失敗したらやり直し。各種目の難易度は個人的に
ロケットベルト < パラシュート < 飛行機 ≦ ハンググライダー ≦ ?
ですね。ある程度自由に動けるロケットベルトでボーナスを狙うのがオススメです。


4.最後に
 種目数が少なく感じるかもしれませんが結構お腹いっぱいになりますよ。
 また、「難しすぎるっ!」という方は64版「パイロットウィングス64」(1996.6.23発売 任天堂)を遊んでみて下さい。値段も500円しない程度かと思います。こちらは難易度が改善され、種目もいくつか変わっています。今でもなかなか楽しめる内容ですよ。
あ、バルーンファイト ロケットベルトは64版にも入ってますよ!!!

で。例※2 によってまた押入から引っ張りだしてきてレッツプレイ。
体は覚えてるもんだねぇ。1面はサクッと終わらしドーン!(墜落)


※1 作者はバルーンファイト信者です。
※2 2003年、2004年度のX680x0通信でもレトロゲームで同じ様なことをしています。
    昨年度と構成が一緒なのは手抜きじゃないです。面倒だったからです。