MMLの薦め

3J 稲津 和磨(INA)
http://www015.upp.so-net.ne.jp/ina/

作曲、と聞くと一歩後ずさりする人って多いですよね。(INAもそういう傾向はありますが・・)

そんなに硬くならずに、これ読んでる人もあるでしょ?ふとメロディが頭に思い浮かんだり、無性に耳コピしたくなる事が・・・

対象

この文書はプログラマのための作曲法の紹介です。

プログラムなんて見たくもねぇ、という方はどうかお引き取りください。

また、普段音楽を作成している人は「こんな作り方もあるのかー」といった感じで見ていただければ幸いです。

何これ?

コンピュータでの音楽製作を少しでもしたことのある人なら、こんな画面が思い浮かぶと思います。

がしかし、これから紹介するMMLというのはただのテキストファイル

そう、こんな感じです→

MML=Music Macro Language(みゅーじっく まくろ らんげーじ)

音楽を記述するための言語。もともとBASICの音を鳴らすPLAY文で使用されていたものです。



具体的な使い方

音楽を表現するのにとりあえず必要なのは「音の高さ」「音の長さ」です。

音の高さを表現するとき、「どれみふぁそらし」以外に「CDEFGAB」という表記があります。基本はそれです。

音の長さに関しては馴染み深い「n分音符」の表記を使います。またオクターブの変更には「<>」を用います

休符は「R」であらわします

長所と短所

長所

短所

まとめ

ということで一長一短ですが、個人的にはかなりオススメです。

オススメソフト

付録

いくつかMMLを書いてみる 雰囲気をつかんでほしいです(無記入は8分音符になるよう設定してあります) 適当なMMLコンパイラに書いてみてください

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