M1 篠崎(秋。) & M1 清水(yo-)
*注意*
この記事は2011年9月22日に発売された「DARK SOULS」のプレイ日記です。ネタバレには配慮しているつもりですが、若干のネタバレは含まれているかもしれません。そういったものが嫌いな方は読み飛ばしていただけるとありがたいです。
@はじめに
3回ほどやってきた24時間耐久ゲーム企画を今年もやろうということに。正直「ただのプレイ日記になっていて誰が得するんだ」な内容だけどもう気にしないよ!
今年は何のゲームにしようかと話し合い、海外の蟻と戦うかとか、地底人と戦うかとか、匠とキャッキャウフフするかとか、色々と案は出たが結局このゲームをやることになった。妥協案。
ADARK SOULS
DARK SOULSとは、フロム・ソフトウェアから発売されているアクションRPGである。同じくフロム・ソフトウェアから発売されている人気作Demon's Soulsの後を継ぐタイトルとして話題を集めた。
昨今のゲームにしては難易度が高く、「曲がり角には敵がいると思え」、「初見殺しは当たり前」という言葉のとおり、所謂死んで覚えるゲームになっている。だが、開発者の「激辛だけれども、誰でもおいしく食べられる」という発言のとおり、試行錯誤をして失敗を繰り返せば誰でもクリアできる難易度になっている。
大まかなストーリーは、不死人となった主人公が滅びゆく世界で使命を果たすといったもの。
B目的
DARK SOLSという高難易度のゲームをプレイし、Demon's Soulsもプレイ済みである我々2人のプレイヤースキルがどれほどのものかを知る。また、ギリギリクリアできるゲーム難易度を学び、これからのゲーム製作に生かす。
今回はこのゲームがどれほど「殺しに来ている」ゲームなのかがわかるように、死亡回数と死因を全てメモした。
C作戦
今回DARK SOULSを24時間かけてプレイする上での作戦は以下の通り。
- 基本的に、1回死亡するたびにプレイヤーをチェンジする。
- 攻略サイトは見ない。
- 不眠不休を目指し、食事の時以外は出来る限りプレイする手を止めない。
- 心が折れないように頑張る。
D作戦開始
ここからはゲーム中にメモした紙を元に、起こった出来事を時系列に沿って箇条書きにしていく。
また、以下ではyo-を隊員A、秋。を隊員Bと表記し、ボスには通し番号をつける。
- 9月某日 0:00 作戦開始
- まずはキャラ作成
名前:Nobunaga
素性:持たざるもの
贈り物:ペンダント
- 少しだけでも縛りを入れてみようと思い、初期装備の貧弱な持たざるものでスタート。贈り物も使えなさそうなもので
- 牢屋からスタート!
- 最初はチュートリアルのようなステージなので割とスイスイ
- と思ったらボス1が! でもどうせイベントボスなんでしょ?
- 0:15 YOU DIED (ショワーン
- 初の死因はボス1による撲殺でした
- 先に進んで初期装備を拾いボス再戦
- 0:34 割とあっさりボス1撃破!
- チュートリアルステージから脱出し、ロードランという地で自由に冒険
- 状態異常の出血になり、「血が出た!」と表示される。それ英語でよかったんじゃないですか!!
- 0:57 城下不死街というマップへ
- ザコの亡者戦士から防具を拾って装備。ずっと裸だったからありがてぇ!
- ってこれじゃどうみても亡者戦士だ!
- ボス2と戦闘 → YOU DIED (ショワーン
- 初見で即殺されるのはもはや自然
- 2:44 攻略法にすぐ気付けたおかげでボス2撃破!
- レベルを上げたことで槍が装備できるようになり、以降のメインウェポンに
- 今作ではマップに点在している篝火で休息することができ、休息をすることでその地点が死亡時の復活地点となる
- → 篝火どこじゃー! → あったー! → ここさっきのとこじゃないですかやだー!
- どれだけ遠くへ探索に行けても死んでしまうと篝火まで戻されてしまうため、新たな篝火の発見やショートカットの発見・解放が重要となる
- 3:24 次のマップへ
- 太陽万歳!
- 一風変わって森のようなとこに出た!
- 「鎧が倒れてるけど、あれ絶対起き上がるよな」→「やっぱり起きたw」 YOU DIED
- 5:30 ボス3発見!
- 無理無理! 別ルート探そうぜ!
- 6:00 総死亡回数 77回
- 6:09 ボス4発見! これは倒したい!
……
- 8:00 ボス4撃破! 2時間かかったよ……
- 盗賊ABCがあらわれた! → 3人がかりは卑怯だろ(後退 → YOU DIED (ショワーン
- 後ろで火が燃えてたことを忘れてたわ
- 8:36 ボス5発見!
- このボスマップ狭いよ! まじ汚いわぁ
- 9:37 ボス5意外とすんなり撃破! とどめは火炎壺。便利ですねこれ
- 更に地下深くに
- 気味悪いとこ出たよー、ほんとこういうとこ苦手なんだって……。隊員Bビビリ
- 10:39 気持ち悪い蛙に遭遇。状態異常の呪いにされて即死
- (復活後)「あれ、HPが半分しかないんだけど……」 呪い:最大HPが半分になる
- 「厳しいけど治し方は分からないし先に進むか」→ 再び呪死
- (復活後)「……おい、HPが1/4しかないんだが」
- どうやら呪いは重複するようでHPが半分の半分になってしまう
- 「こんなモンスターがいるんだからそこらへんに解呪アイテム落ちてるだろ」
- 10:52 HP 1/4 → 1/8
- 心折れる
- HP 1/8がどれ程かと言うと、ザコ敵の攻撃を1発受けるだけで死ぬ程度。絶望
- 「もうこのまま先に進んじゃおうぜ!」
- 11:14 ボス6発見。諦める
- どこかのNPCが解呪アイテムを売っていた記憶が残っていたので、ひとまず最初の篝火まで戻ることに
- が、HPが低すぎるせいで道中のザコに簡単に殺されてしまい中々戻れない
- 11:40 隊員A、心折れて仮眠
- 直後、隊員Aが眠りから覚め、本気を出して地上を目指す
- 亡者に殺されること十数回、犬に咬まれること数回。少しずつ地上に近づいていく
- 12:41 地下脱出! 無事篝火に到着!
- 13:22 各地の商人を探し回った結果、やっと解呪アイテムを購入!
- 無事解呪! HPが戻ったぞ!!
- 14:00 総死亡回数 176回
- 再び地下へリベンジ
- HPが多いって素敵やん
- 14:35 ボス6 再戦開始
- 15:23 ボス6撃破! 上手くパターンにはまってくれて無事倒せた
- 16:00 Demon's Soulsでいう腐れ谷のようなマップに到着
- どんどん下に降りていくマップで、はしごはあるものの面倒なので飛び降りまくる。そしてかさむ落下死
- 「ここを降りると……、よし足場だ!」→ クルッ(振り返る) → 敵×2 → (ショワーン
- 「俺に任せろ!」 → (10秒後) YOU DIED → 「ここから落ちればあのアイテム取れるんじゃね?」 → (10秒後) YOU DIED → 以下ループ
- 17:44 数々の落下死を乗り越えてやっと崖下の篝火に到着
- 18:37 ボス7発見。お色気担当
- 何度か挑戦するも勝機を見いだせず後回しにすることに
(色々歩きまわる)
- 行ったことのなかったマップでアイテムを見つけ、レベルも若干上がったのでリベンジへ
- 22:14 お色気ボス7 再戦
- 22:45 装備を替えたおかげもあってボス7撃破!
- 23:07 ヘビだー! ヘビ男だー!
- 「あれ、違うタイプのヘビ男が出てきたよ」「じゃああれはコブラ男な」
- そして……
トラップだらけのお城で24時間達成!!
- 何度か心が折れるアクシデントがあったものの、無事最後までやり切れた
- 主人公の最終ステータス
その場の気分でステータス振りをしていった結果、割と脳筋プレイになった
- 総死亡回数: 318回(約4.5分に1回死亡)
死因ベスト5:
1位 斬殺 70回
2位 落下 63回
3位 咬死 40回
4位 焼死 29回
5位 撲殺 17回
カマ 17回 (カマで切られての死亡を意味する。斬殺とは別カウント)
その他 刺殺、食われる、踏まれる、鉄球、爆発、電気、毒死、ゲロ、尻尾、ムチ etc.
剣を使う敵が比較的多かったため、斬殺による死亡回数がダントツ1位だった。また、崖に沿って下に降りていくマップのおかげで、落下死の回数が無駄に高くなってしまった。このマップは慎重に少しずつ降りていけばこんなに死亡することはなかったのだが、疲れていてそれどころではなかったので仕方ない。仕方ないんです(大事なこと)
死因(敵)ベスト5:
1位 亡者 27回
2位 幽霊 19回
3位 犬 18回
4位 ボス4 17回
5位 亡者戦士 16回
様々なマップに登場した亡者がトップ。前作Demon's Soulsでは40程しか敵の種類がなかったのだが、DARK SOULSでは100種類近い数の敵がいるとのこと。そのおかげか、新しいマップを見つけるたびに新たな敵と遭遇する、という機会が多く、それほど偏った結果にはならなかった。とはいえ苦戦した敵は上位に来ている
Eまとめと感想
隊員Aが途中何度か夢の国へ旅立ってしまったが、隊員Bが寝ずに続けていたため今回も24時間不眠不休は達成できた。心は折れた。
Demon's Soulsを経験済みだっただけあって、不意打ちやトラップなどによる死亡は少なかったが、単純に戦闘による死亡や落下死が多くなってしまい、最終的にはこれほどの死亡数になってしまった。「約4.5分に1回死ぬ」。これだけを聞くと死んでばかりで全然前へ進めないように思えるが、実際は1度死ぬたびに何が悪かったのか、そういうことも起こるのか、などと死んだ原因を学習できるため、着実に前へ進んで行ける。まさに死んで覚えるゲームである。
とは言え、やはり呪いによるHPの激減は大変だった。正直詰んだ気分だった。結果としてなんとかなったからいいものの、これだけはもっとやりようがあったんじゃないかと思う(後日、パッチにより回復アイテムが購入しやすくなるなどの対処はされた)。
このゲームが高難易度であるのにこれほど人気が出るのは、高難易度であるからこその楽しさがあるからに違いない。それは単純にやりごたえがある、ということでもあるし、不意打ちが起こりそうな場所やトラップがありそうな場所、敵の動き方や対処法などを学習していき、プレイヤー自身が成長していくことを実感できる、ということも大きいと思う。
ちなみに死因(敵)をカウントするために、敵に愛称をつけていたのだが、後半はてきとーになり「デブ」「病んでる」「なんだあれ」「ハエ」などといったあんまりな名前になってしまった。ごめんなさい。
こんな記事でもDARK SOULSに興味を持って頂けていたら、ぜひ実際にプレイしてみて欲しい。
DARK SOULS公式サイト http://www.fromsoftware.jp/darksouls/