第41回学友会総会にて使われた講堂システムの概要
簡単な仕組み
このシステムは簡単に一言で書き表せば、「掲示板の入力と出力を分けただけ」のものである。ただし掲示板の出力部は数秒間隔で更新する必要がある。
つまり準備物はインターネットと掲示板。それに入力用のパソコンと出力するためにプロジェクターとつなぐパソコンが必要である。
インターネットには、最小ネットワークである閉鎖的なLANを使い、パソコンではブラウザを用いた。入力用ブラウザは何でもよいが、出力に関してはMicrosoft社のInternet Exprorer(以下IE)の7や互換性を保った8を開発環境として用いた。理由はCSSの属性として、縦書きを唯一サポートしていたからである。HTMLレンダリングエンジンはIEの7と8でいくつか致命的な違いがあったので、7で使われているTridentを採用することとした。
最後に掲示板などを実行して表示するパソコンとして、サーバーを用意した。このサーバーはインターネットのホームページを持ったり、掲示板のプログラムを実行する事ができる。
ここまでで、ネットワークは次の図のような状態となる。