第41回学友会総会にて使われた講堂システムの概要
障害
今回のシステム構築で一番大きな障害は、ハード面の問題であった。
例えば、初めは出力・管理パソコンを私のパソコンで行おうと思ったが、講堂ステージから伸びたVGAケーブルからは出力することができなかった。さらに、プロジェクターに直挿ししても、適切なサイズである1400*1050の設定が存在せず、他の人のパソコンではかろうじてその設定にすることができた。
原因はパソコンの個体差で、VGAに関しては0.7Vという低い電圧で信号を送っているため、ステージからプロジェクターまでの長い距離の間に減衰し、届かなくなるようだ。他にも5mのUSB延長ケーブルが使えなかったりと、私のパソコンは少し供給電圧が低いようだ。画面設定に関してもハード・ソフト両面の問題があるだろう。
そのような個体差があったために、何度もネットワークの構成を変えることとなった。そんな事態を想定し、例えば実行プログラムをブラウザに限定したのは他のOS、他のパソコンで利用できるという点で優秀であったし、いくつか別経由のバックアップを用意する必要もある。今回の場合は遊びで用意した無線LANがその別経由となったおかげで、プロジェクターへの出力が可能となった。