初めに
今回はレゴブロックを使うので、出来る限り特殊パーツを多用しないように作った。しかし、モーター可動部分はどうしても丸くなくては動かないので、その部分は最小構成となっている。
1.土台
まず土台は適当にレゴを組み合わせて作った。ここに後ほど作る「永久磁石ボックス」や「コイル設置台」等がくっつくことになる。
よく訓練されたポケモントレーナーならば、土台の形は1つしかないだろう。
2.永久磁石ボックス
永久磁石のNとSがそれぞれ見えるようにボックスを作る。飛び出し禁止と、磁力を出来るだけ外に出せるように、見える部分は解放し、磁石が出ないように覆う面積の小さい横2ブロックの△レゴをはめる。
最後にちょうど良い高さになるように足をつけてやれば完成する。
3.コイル
まず横3*3ブロック、高さ3ブロックの中空柱を作る。この中にネジを入れるが、ネジははみ出す程度の長さにする。この柱の中央の部分に棒パーツがつけれらる穴ブロックをつけておき、コイルが回転する軸を入れられるようにする。後で柱の中にネジを入れるので、今は半壊状態で置いておく。
次に1ブロック幅より細いネジにエナメル線を巻く。この時エナメル線は一様に巻いていき、端まで巻いたらナットを締めて長さを固定する。先ほどの柱にギリギリぴったり入るサイズまで太くなったら柱に入れ、柱を完成させる。おそらくエナメル線が大量に余っているはずなので、飛び出した両側に巻いてネジが飛んでいかないようにする。ネジだけで見れば不格好なダンベル状になっているはずだ。
次にエナメル線を少し遊べる程度に数センチ残しておき、直径2ブロックの円柱パーツに横から見てモンスターボールになるように、カットした銅板2枚を両面テープか何かで固定する。この時両面テープは銅板の端と端に張り、中央に隙間を作っておく。この銅板のサイズは必ずお互いに隙間ができてくっつかないようにする。あくまでモンスターボールの境界線を忘れないようにする。
銅板と円柱パーツの隙間に、エナメルを削ったエナメル線の端を突っ込む。両面テープとの間に入らないよう注意する。
最後に、円柱パーツを1つずつ柱の穴にはめ、棒パーツを挿す。棒パーツの1つには先ほどの直径2ブロックの円柱パーツを挿しこんでおく。
4.コイル設置台
コイルの棒パーツを両脇で受け取る柱を作る。これの高さと永久磁石ボックスの高さを調整し、コイルを置いたときに磁力に吸い寄せられ、水平になるような高さにする。
棒パーツを置くところに、つるつる斜めの特殊パーツを2つずつ固定する。
5.電気関係
まずコイル設置台の2ブロックの円柱パーツが来る方に銅板を2枚設置することになる。これがいわゆる整流子となる。横から見てギリギリ銅板同士がくっつくように配置すると、回転させた時ちょうど1箇所だけ電流が通らなくなる部分ができる。それを確認した後、銅板と導線(ワイヤー)をはんだ付けし、固定する。このワイヤーをうまくブロックに合わせて曲げてちょうど良く固定できるようにする。
次にワイヤーの先とパソコン配線ピンのケーブルをつなぎ、さらにそのピンとUSBのピンのVCCとGNDをそれぞれ接続する。これで電源を確保することができる。
6.調整
永久磁石ボックスとネジが平行になるときに電流が通らないように2ブロックの円柱パーツを回転させ、コイル設置台に置く。ちょっと指で回転させてくるくると回りだしたら成功。
7.ポケウォーカー設置台
コイルの2ブロックの円柱パーツがない方に、横3~4ブロックの長さのブロックをくっつけ、それが回転したとき、下から上に上がる方にポケウォーカー設置台を作る。
この時、ポケウォーカーをぎりぎり弾ける位置になるように設置台を作る。
後はUSBをパソコンに挿すだけで稼働する。